ごあいさつ

支部長よりごあいさつ

日中友好協会は1950年に設立され、大分でも活発な友好運動を展開していましたが、1966年に始まった中国の大文化革命の影響で長らく活動が停止していました。

1994年に再建し、今年で21年目を迎えました。中国に関するさまざまな学習会や太極拳講座などを開いていますが、年1回の大イベントとして中国旅行、国内旅行を実施して好評を博しています。必ず旅行記を発行して参加者からは「良い記念になる」と喜ばれています。

また、"平和のための戦争展in大分"は大分支部が中心となって開催し、今年21回目を迎えます。「楽しくなければ日中友好協会じゃない」をモットーに今後も活動していきたいと思っています。ご入会をお待ちしています。

初めて実施した国内旅行では沖縄を訪問し、音楽ペンション"まーみなー"に宿泊、オーナー会沢芽美さんの美しい歌声に酔いしれ、美味しい料理に舌鼓を打ちました。"平和の礎"で、会員のおじさまに当る方で、戦争末期、特攻隊員として沖縄の海で散華された「五十嵐栄」さんのお名前を見つけることができ、彼女は涙ぐみながら拓本を取っておられました。

"信州の旅"では戦没画学生の絵を集めた"無言館"で涙し、"ちひろ美術館"では癒されました。

昨年は諸般の事情から初めて韓国旅行に切り替え、元軍隊性奴隷(いわゆる従軍慰安婦)の暮らす"ナヌムの家"を訪問し、交流しました。

旅行は会員さんたちが一番楽しみにしておられるイベントです。日帰りの処旅行などを含め、大分支部ならではの充実した、楽しい旅を計画していきたいと考えています。

日中友好協会 大分支部
支部長 森川 登美江